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東芝の不正会計からも思う、日本企業がグローバル社会で勝ち残るために必要なこと

日本企業がグローバル社会で勝ち残っていくためには、

年功序列制度

・終身雇用制度

・新卒一括採用

をやめる必要があると思います。

 

ダーウィンは、進化論で、

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」

と言いました。

 

今後、企業が生き残っていくには、世の中の変化に対応出来る必要があります。

しかし、この3つの仕組みが、組織が変わるためのネックになっているのです。

 

今回の、東芝の不正会計は、社長から現場に利益追求を過度にしたことが原因だと言われています。もし、会社に残る利益を考えたら人件費を抑えれば、かなり利益を残せると思います。これは、年功序列と終身雇用で年齢とともに給料が上がるので人件費を押さえにくいという構造からではないかと思います。人員削減と給料を減らすだけでも、大企業であればそれなりの効果があります。

また、時代が変わってトレンドが変わっても、中の人を大きく変えられないため、時代の変化に対応しにくいのも問題です。企業も生き物だと捉えるのであれば、利益が出なければ余計な脂肪を抑える必要があります。つまり人員整理をする必要があります。

 

陸で生きていた生物が、陸の餌を取れないなら、水中で餌を探すかもしれません。生き残る生物は、水中で対応出来る体になるのです。つまり、陸の組織は捨て、水の組織に変更しないといけません。会社でも、儲からない組織は捨て、その仕事の能力しかない人は切り捨て、儲かる仕事のスキルがある人を集め、変化する必要があります。

さすがに、ここまで大げさには出来ないと思いますが、極論を行ってしまえば、生き残るにはこのくらいの変化が必要になってきます。終身雇用がこの変化をさせないのです。

 

新卒一括採用も、同じような人が集まる原因になります。同じ仕事をして同じ研修を受けた人が、同じような研修によって同じような人を作っていく原因になってしまいます。他の会社も知らない人だけで作られた組織で、変化ができるのでしょうか?そして世の中の変化に気づけるのでしょうか?

 

変わらないことが美徳とされた日本でも、企業が生き残っていくためには変わって行くことが必要です。

 

そのためには、年功序列制度、終身雇用制度、新卒一括採用を無くす必要があるのです。