自動運転車がつくる未来を想像したら楽しくなってきた。
という感じの記事を良く目にするようになった。
自動車という運転する乗り物ではなく、自動運転自動車の世界だ。
(ある意味、本当の「自動車」になったという気もしなくもないが)
自動運転車が普及した世界は、鉄道会社、航空会社などが危うくなるかもしれない。
特に鉄道会社。
鉄道会社が提供している価値は、A地点からB地点に移動するという価値だ。
しかし、乗車する人は、「A地点まで行くこと」と、
「B地点から目的地まで」は、別の方法で移動しないといけない。
自動運転車が普及したら?
今、あちこちにタイムズカーの駐車場がある。
タイムズカーの駐車場から、目的地まで自由に自動運転で行けるようになる。
免許もいらない。
タイムズカーのデメリットになっている、乗り捨て出来ないことも
自動運転車なら解決できる。自動で最初の駐車場に戻ってくれるから。
帰りに他のお客様を拾ってもいい。
誰も乗っていない車が街中を走りまわっている。
家の前の駐車場から、目的地まで寝ながらも移動できる。
駐車場まで行かなくても玄関と自動車がくっついていれば
玄関を出たら行きたいとこまで行けている。
移動時間が早ければどこでもドアのようだ。
こんな世界が来る時には、車の内装も今とは違うかもしれない。
まんが喫茶みたいな個室になっているかもしれないし、
オフィスみたいかもしれない。
飛行機のファーストクラスの椅子みたいになっているかもしれないし、
airweaveのマットレスがしいてあるかもしれない。
そうなってくると鉄道会社は、移動という価値以外を提供できないと生き残れない。
そもそも同じ道しか通れない「線路」はセンスなしだ。
キャリアの決まった世界に就職してしまった感じと似ている。
電車に乗るのは、観光列車だけになってしまうのかな。
でも、自動運転車でも観光ガイドなんてつけようと思えば付けられるし、
自分の好きなガイド(声、話し方)なども選択できるかもしれない。
AIとかITとか。
考えるだけで、すごい未来がすぐそこまで来ている気がする。
しょうがないからあと少しだけ(?)
満員電車で消耗します。